中古車の個人売買に関するいくつかの疑問点やトラブルについてご紹介していきます。

ネット普及で一般化した個人売買

インターネットの普及で、中古車の個人売買が一般化しました。
個人売買ブームの火付け役になったのは1999年にサービスを開始したヤフオクです。
現在もヤフオクが圧倒的なトップシェアを含むほか、複数の掲示板サービスが普及しています。
一部の中古車販売屋や個人事業主はネットの個人売買を中心に事業を行っているケースも見られます。

 

 

個人売買は儲かるの?

中古車の個人売買の売上

ヤフオクの落札相場は、業者用オークション相場前後の水準です。
一部で個人が愛車を売却する場合は業者用オークションより若干安く、ストア出品や複数の中古車を出品しているセミプロによる個人出品は業者用オークション相場より高いです。
落札価格を見る限りでは、業者用オークションで仕入れて個人売買で売る方法でも利益を出せます。

 

ただし、店頭販売に比べて利幅が大きく下がるため、置き場所や手間、人件費を含めて黒字化するのは簡単ではありません。

 

個人売買はトラブルが多い

個人売買は落札後のキャンセルや受け渡し後のクレームが多く見られます
出品者側の問題だけではなく、高い理想を求めている落札者側の問題もあり、個人や小規模業者を相手に難癖を付けて安く買おうとするケースもあります。
個人売買で車を売ろうとする場合は、客層が悪いことを理解しておきましょう。

 

ヤフオクなど大手個人売買ツールでは、ユーザーのレビュー評価が用意されています。
高評価を得ているユーザーなら信頼できると軽く考える人もいますが、単価が大きい車では高評価ユーザー同士の取引がトラブルに発展する事例も多いです。
小物ではトラブルなく取引できているユーザーでも、高額な車の取引になるとシビアな対応をする方が多いようです。

 

車販売屋は個人売買以外の転売ルートを持っている

中古車販売を本業にしている事業者は個人売買以外にも転売ルートを持っています
個人からの買取などで安く仕入れをしているか、個人売買以外の仕入れや売却で業者用オークションに出入りをしているケースが多いです。
ネットの個人売買で売りに出してみて、反響がなければ業者用オークションや業販で転売するノウハウがあれば手堅いビジネスだと言えます。
個人売買ならではの難しさもあるので、ヤフオクの落札価格だけを見て安易に参入するのは危険です。

 

 

個人売買で売れやすい車

個人売買では、中古車販売屋では在庫が少ない条件の車が良く売れます。
個人売買でおすすめの車種をご覧ください。

 

  • 修復車
  • 高年式過走行
  • カスタム車
  • 購入後即売却するとお金にならないような低年式車
  • ライバル車種よりも安い不人気車
  • 商用車

 

好条件が揃っている車よりも、見た目は新しいけど修復歴や走行距離に問題があって割安な車は個人売買で人気が高いです。
また、綺麗なショールームや好立地での展示スペースを持つ中古車販売屋より販売元(出品車)の利幅が少ないので、0円から数万円で仕入れたポンコツ車も人気があります。
個人売買ならではの特性と傾向を理解して仕入れできるかが成功するポイントです。